平六醸造 e:vive ChallengeBrew スサノヲ 生酒 720ml (冷蔵)
販売価格: 2,700円(税別)
(税込: 2,970円)
★★★冷蔵便(クール)★★★代が必要になります。
変異 -Mutant- 新酵母・スサノヲを求めた旅は 2023 年、アカツキの発見と共に始まりました。
長い年月をかけて研究し継代された世間の培養酵母と異なり、100 年の眠りから目覚めたアカツキは言わば浦島太郎。岩手県工業技術センターでの試験醸造を繰り返す中で様々な性質を発現し、原種とは異なる新たな可能性を見せてくれました。原種から 2 種の酵母を開発する研究は、アカツキの実装後も継続して取り組んでいます。
アカツキに比べて有機酸生成能力が高く、香り爽やか、発酵力の強い菌株をセレクション。日本神話に登場するスサノヲは荒ぶる神として有名ですが、破壊と創造を象徴し、穀物の種を生み出した農耕文明の祖としての顔を持っています。
長い時を超えて現代によみがえり、日詰平井邸の醸造の歴史をつないでくれたアカツキの変異株として、新しい時代へ向かうエネルギーを私たちに与えてくれることを祈って、新酵母をスサノヲと命名しました。岩手県工業技術センターでの試験醸造をクリアし、いよいよ平六醸造での醸造に挑戦します。
このボトルは「Re:vive Mutant スサノヲ」として、Origin に並ぶ象徴的作品を予定しているレシピでの試験醸造(ChallengeBrew)です。
数が非常に少なく、限られた本数にはなりますが、本番醸造よりもお手頃に新たな酵母・スサノヲとの出会いをお楽しみいただきます。
スサノヲは多様な副原料(フルーツ等)の香味を下支えするベースもろみの発酵を目的として開発された酵母です。その力強く凛とした香味を活かし、搾りたてをそのまま瓶詰した無濾過生原酒をお届けいたします。

昭和初頭から百年の間、時を止めていたかつての酒蔵。
国重要文化財にも指定されている 日詰平井邸にて
16代目である平井祐樹さんがクラフトサケ醸造所として復活させました。
そして、平六醸造(ひらろくじょうぞう)と名を改め、クラフトサケとして新たな製法で醸し始めました。

新たな歴史の始まり。自由の酒、クラフトサケ。
1772年、安永年間。平井家と醸造の物語は6代目・平井六右衛門によって幕を開けました。
御蔵宿として米の取引をしていた地域の農家を集め、冬の仕事として酒造業を本格化。
時は流れ1921年、12代によって日詰平井邸が完成。
かれた主賓・原敬も平井家で造られた酒をたいそう楽しみ、盛岡のご実家へ満足して帰られた、と伝え聞いております。
その後、間もなくして盛岡へ移転。昭和初頭からおよそ100年もの間、時を止めていたかつての造り蔵が遺されていました。
新たな時代を歩む、クラフトサケ醸造所の復活によってその時は再び動き始めました。
クラフトサケ
クラフトサケブリュワリー協会が定義する「クラフトサケ」とは日本酒(清酒)の製造技術をベースとして、
お米を原料としながら従来の「日本酒」では法的に採用できないプロセスを取り入れた、新しいジャンルのお酒。
例えば、「どぶろく」もクラフトサケのひとつ。日本酒には、「搾る(お酒と酒粕を分ける)」工程がありますが、
搾らずにそのまま飲むのがどぶろくです。
そのほか、フルーツやハーブなどの副原料を入れることで、新しい味わいを実現したお酒もたくさん誕生しています。
お米を原料としながら、日本酒のルールに縛られない、自由で多様なお酒です。
商品詳細
| ■種類 | その他の醸造酒 |
|---|---|
| ■生産地 | 岩手 |
| ■原材料 | 米(国産)、米麹(国産米)、 発芽玄米(国産)、ブドウ果汁 |
| ■精米歩合 | (麹米)50% (掛米)80% |
| ■アルコール度数 | 14 |
| ■推奨 出荷方法 | クール |
| ■保存方法 | 冷蔵 |

Facebookコメント