天穏 ひやおろし 純米生詰原酒 1.8L

販売価格: 2,900円(税別)
(税込: 3,190円)
杜氏より。
◎R6BY天穏 純米ひやおろし生詰原酒 五百万石60% 速醸6・7号 ALC17%
毎年リリースしている純米ひやおろしです。6BY初期につくった白ラベルをタンク火当てで15度貯蔵して、そのまま瓶に詰めるひやおろしです。原酒でミネラルが枯渇しているため仕込水で原酒範囲内の0.9%加水します
6号と7号の原酒をブレンドしてタンク貯蔵しています。火当てが2/8だったので約6ヶ月の熟成期間です。若さと熟成の狭間で揺れるいい酒です。私の造る酒は低グルコースで酵母由来のアミノ酸が低いので、老ねの原因物質がとても少なく熟成にも向く酒質です。
造りも官能もどちらも良かったので、本格派のひやおろしとして十分な内容だと思います。よろしくお願いします。
香:イソアミル(バナナ)、強くエステリー、アルコール、麹の甘い香り、ウイスキー様のバランス
味:厚み、旨味、とろりとした甘味、厚みがあるがボディ感があるわけではなくドライ、吟味(イソアミル)、熟成感、苦み、渋み、若さ、アルコールのフィネス
とろりとして、しっかりした旨味。強いエステリーさとアルコールの旨さ。甘旨味がアミノ酸なのでドライでもあり矛盾した旨さがある。とてもウイスキーに近い香味の構成。早生品種らしい苦渋もあり、若さと熟成のどちらでもあり、どちらでもない複雑さと情報量で旨い酒。伸びや開栓後、ロックも相性良い。おすすめできる良酒です。
「天穏(てんおん)」
醸造元の板倉酒造は明治4年の創業。 天穏という酒名は大正5年に当家宗門である日蓮宗本山要法寺管主坂本御前より仏典の無窮天穏という言葉から命名されました。 無窮天穏とは、天が穏やかであれば窮する(困る)ことは無い、世界とその未来が平和であることを願う言葉です。
出雲の御神酒
日本酒は自然や神、ご先祖様からの授かりものであるお米に対して、豊穣と感謝の祈りを捧げるために造られるものです。人々の祈りが込められたそのお酒は「御神酒(おみき)」と呼ばれ日本人が自然や神に対して捧げる最上の御供物とされてきました。私たちは御神酒こそが天穏・無窮天穏の目指す姿であると考えます。天穏・無窮天穏は、清らかで優しい穏やかな酒質を追求し、飲む人の心を穏やかにするような御神酒を造りたいと思います。私たち日本人の大切な行事において、その土地の風土と歴史が注がれた出雲の御神酒、天穏をお使いいただければと思います。
商品詳細
■原材料 | 米・米麹 |
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■精米歩合 | 60 |
■アルコール度数 | 17 |
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