天穏 無窮天穏 天雲 生酛純米吟醸 720ml
販売価格: 1,700円(税別)
(税込: 1,870円)
見えないけれど満ちている
触れないけれど感じられる
天を穏やかにする天雲は、あなたの心の情緒を包んでいる
無窮天穏は、山陰吟醸、生もと・突きハゼ三日麹から生み出される清らかなお酒。天雲は、島根県の改良雄町を使用し無窮天穏としてうみだされたお酒をアルコール13度まで加水して馴染ませることで飲みやすいのに味わい深いといった両面を持っているお酒。。
どのタイミングで飲んでも美味しいですし、熟成や燗酒に向くタイプでもあります。
暑い時期には少し冷やして最初の一杯を、2杯目は常温で、そこから温めながらふわりと伸びてくる美味しさを楽しむのもオススメ。
杜氏より
天雲は一瞬の快楽よりも長く続く幸福をというコンセプトで、長く飲めるように加水率を大きくしています。私の考える長く続く幸福をもたらす「酔い」とは現代人の持っている強力な存在と時間の認知バイアスを緩める酔い方のことです。
フェロモンとグルコースが強い酒の場合はドーパミンが多く出て人に興奮をもたらします。その場合、人は利己的な行動を取りやすくなります。なぜならこれらはもともと植物が動物を使役させて花粉や種を遠くに運ばせるために合成したものだからです(花・果物・穀物・麻薬など)。それを主体とするは日本酒の本来の意義である群れをつくり営みを継続させることから遠くなることかもしれません。
フェロモンとグルコースを抑えながらアルコールの摂取量が多くなると興奮を抑えたまま(理性を保ったまま)酔うことが出来ます。酔うということは、人間の視覚と聴覚をゆるめ、言語能力を落とすことと同義で、その結果、人の細分化する、違いを見つけ出す能力(別化性能・ディスアナロジー・成所作智)を緩めることが出来ます。
違いを見つける能力(言語能力)を緩めるときに出てくる人間の認知が、同じにする能力(同化・縁起・類推・アナロジー・妙観察智)です。この同じにする能力をいかに人にもたらすかが日本酒であるか御神酒であるかアルコールが人にとって良い影響を与えるかどうかの大きなポイントだと思います。
そのために私が一貫して行っているような酒造技術が必要です。山陰吟醸+突きハゼ3日+生酛でつくったもろみを長期発酵させてグルコース1%以下で上槽します。山陰吟醸はグルコース1%以下でも綺麗な酒に仕上げる作り方で、突きハゼ麹は酒に良質なLアミノ酸を与え、生酛の乳酸菌は酒にDアミノ酸をもたらします。
結果として、低グルコースなのに綺麗な酒質、低アミノ酸なのに豊かなアミノ酸の甘旨味がある香味になるといういくつもの矛盾を同時に満たしている酒となるので、加水してもその香味は保たれます。
醸造家の思想と技術と現実の米(土)と水と空と発酵という現実が相まって出来た日本酒(御神酒)が無窮天穏シリーズです。これらの日本の営みから外れている人などいませんから誰にとっても美味しい酒であるはずです。分からなければ忘れているだけで、いつか思い出すはずです。よろしくお願いします。
香:エステリー、イソアミル、少し4MMP、乳酸、ほのかに熟成香、酸臭
味:全体的に柔らかく温かくボディ感がある。吟味、密度、甘酒味、伸び、旨味、渋み、山水の味、味わいは強くないがやわらかさとほのかな吟味が相まってとても飲める酒。
60%で綺麗さと重さが共存しており、多くの矛盾が同居して複合的な酒として旨い。グルコースやフェロモンが低いのに飲みやすく、それでいて複雑で強く旨く深い素晴らしい酒。醸造も香味も自分らしく独自の酒ができたので満足している。
無窮天穏 縁起を通じてかなりのところまで縁起思想を理解することが出来ました。縁起儀礼や御神酒の思想や、それを酒造技術に落とし込んだ醸造法は長くなるのでここでは割愛しますが、そのうち私の方でまとめようと思います。
[無窮天穏]
山陰吟醸造り×突きハゼ三日麹×無添加 生もと山廃造り
無窮天穏はこの3つの要素をかけ合わせた天穏のブランドです。
・山陰吟醸の清らかさ
・突きハゼ3日麹の奥深い旨味と余韻
・無添加生もとの多様な乳酸菌と酵母と高アルコール耐性
この3点が合わさった酒に無窮天穏の名をつけています。
製造難度が高いこと、生もとで35日、醪で35日以上となるため製造日数は一般的な速醸の2倍ほど。
また粕歩合も50%を超えるため、大量に生産することが難しい状況です。
このように無窮天穏は手間と時間と技術を要する酒造りで、私たちの想いと技術と時間が祈りとなり、無窮天穏に注がれています。
この私たちの酒造りの集大成である無窮天穏が、御神酒に最も近い形なのではないかと考えます。
[無窮天穏の味わい]
米、水、人、酵母、乳酸菌、麹
風土、伝統、文化、継承
神、自然、ご先祖様
日本酒はこれらの生命の痕跡(アミノ酸)を一つの液体に溶け込ませたものです。
これほどまで清らかに生命の痕跡を残すお酒は世界にも類を見ません。
無窮天穏はこれらの生命の営みを純粋に伝えてくれるお酒です。
出雲の米と水、突きハゼ三日麹、無添加の生もと造りこれらを出雲杜氏の山陰吟醸造りが一つにまとめ上げ完全無濾過で製品化します。
清らかに舌先を流れる感覚。
口の中で広がる米と麹の香りと旨味、吟味、乳酸味、酵母の酸味、程よい苦味と渋み。
体に浸透していくような穏やかで長い余韻。
多くの生命の痕跡、アミノ酸が他の生命を感じさせ、孤独ではない安心を感じさせます。
そうなれば穏やかな心と時間が訪れ、酒も料理も、人も音も器も空間も全てが一体となるはずです。
無窮天穏は一瞬の驚きや美味しさではなく、その人の時間と空間に作用し、天のように穏やかな時間を提供することが出来るのではないかと思います。
「天穏(てんおん)」
醸造元の板倉酒造は明治4年の創業。 天穏という酒名は大正5年に当家宗門である日蓮宗本山要法寺管主坂本御前より仏典の無窮天穏という言葉から命名されました。 無窮天穏とは、天が穏やかであれば窮する(困る)ことは無い、世界とその未来が平和であることを願う言葉です。
出雲の御神酒
日本酒は自然や神、ご先祖様からの授かりものであるお米に対して、豊穣と感謝の祈りを捧げるために造られるものです。人々の祈りが込められたそのお酒は「御神酒(おみき)」と呼ばれ日本人が自然や神に対して捧げる最上の御供物とされてきました。私たちは御神酒こそが天穏・無窮天穏の目指す姿であると考えます。天穏・無窮天穏は、清らかで優しい穏やかな酒質を追求し、飲む人の心を穏やかにするような御神酒を造りたいと思います。私たち日本人の大切な行事において、その土地の風土と歴史が注がれた出雲の御神酒、天穏をお使いいただければと思います。
商品詳細
■原材料 | 米・米麹 |
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■精米歩合 | 60 |
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