[BYR6] 天穏 生酛純米酒 奥出雲おくゆだに産 特等改良雄町80% 720ml
販売価格: 1,550円(税別)
(税込: 1,705円)
天穏の元蔵人が農家に転身して改良雄町をつくり始めました。
場所は奥出雲町の阿井という地域で、毎年とてもクオリティの高い米を生産している地域です。
そして初年度から特等の改良雄町を作りました。粒が大きく、心白もでかい。
ほれぼれするような米でした。米質が良いので80%生酛でやってみたくなり変更となっています。
私の酒造りはやはり人間の酒造り要素が強いのですが、それをやや手放すように作ってみました。
三日麹で造りましたが強く山陰吟醸の方向にはしなかったので、わりと思想が入っていないニュートラルな酒造りになっているのかなと思います。
私の酒造りでは精米歩合を超える綺麗さを与えることができますが、今回の生酛は80%相応の酒の香りが出ていますです。
そういう意味では造り上げ 6BYの馨とは対比になっているかもしれません。
香:開栓直後は低い香り、時間が経つとイソアミル、エステリー、穀物、バニラ、麹の甘い
香り、熟成(老)香、薫香、酸味、アルコール。低精白の野性味ある香り。
味:きれい、淡い吟味、厚い米麹の旨味、甘味、硬質、弾力、木香、塩っけ、酸、ドライさ、
うすく熟成味
最初に飲んだ感じは燗酒系の酒の印象。おいておくとイソアミルの香りや含み香が上がってくるの天穏らしい面もある。
80%の粗さや老香、木の香り、塩っけ、ドライな水の味、鋭角な酸味もあり表情が大きく変わっていく酒。
バーボンウイスキーの様です。以前に出したイトナミ神楽黒酒に近しいニュアンスがある。1 火ということもあり今後の変化が大きいだ
ろう
「天穏(てんおん)」
醸造元の板倉酒造は明治4年の創業。 天穏という酒名は大正5年に当家宗門である日蓮宗本山要法寺管主坂本御前より仏典の無窮天穏という言葉から命名されました。 無窮天穏とは、天が穏やかであれば窮する(困る)ことは無い、世界とその未来が平和であることを願う言葉です。
出雲の御神酒
日本酒は自然や神、ご先祖様からの授かりものであるお米に対して、豊穣と感謝の祈りを捧げるために造られるものです。人々の祈りが込められたそのお酒は「御神酒(おみき)」と呼ばれ日本人が自然や神に対して捧げる最上の御供物とされてきました。私たちは御神酒こそが天穏・無窮天穏の目指す姿であると考えます。天穏・無窮天穏は、清らかで優しい穏やかな酒質を追求し、飲む人の心を穏やかにするような御神酒を造りたいと思います。私たち日本人の大切な行事において、その土地の風土と歴史が注がれた出雲の御神酒、天穏をお使いいただければと思います。
商品詳細
| ■生産地 | 島根 |
|---|---|
| ■原材料 | 米・米麹 |

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