無窮天穏 縁起 えんぎ 生もとφ山廃φ水もとブレンド純米吟醸 1.8L

無窮天穏 縁起 えんぎ 生もとφ山廃φ水もとブレンド純米吟醸 1.8L

販売価格: 4,000円(税別)

(税込: 4,400円)

在庫なし

 

 

 

小島杜氏の技術と思想により生み出された生酛・山廃・水もとをブレンドして生まれたお酒。

それは、御神酒のような清らかで優しい味わいであり、心穏穏やかに誰もが楽しむことができるような美味しさ。

穏やかで柔らかな乳酸の香り。スムーズな口当たり、やわらかな酸が全体を整える調和の味わいはどんなシーンでも、

どのような温度帯でも様々な魅力を生み出します。

 

 

小島杜氏より。

山田60%の生酛・山廃・水もとのブレンド。

この酒は縁起しそうによる醸造と、そのブレンドにより、全方位360℃、裏も表も香味があるようにした酒です。

矛盾する様々な要素を入れて1つにまとめています。そうすることで誰かの何処かにフィットする酒となります。

性質的には中庸な白ラベルや上撰に近い考え方の酒で、多くを包む懐のある酒です。

無窮天穏のスタンダードとして、どの方向から見ても美しい富士山のように、飲んでいただけることを望んでいます。

縁というと難しいので、鍋の出汁を想像してください。齋香は昆布だし、天雲はかつおだし、縁起は合わせ出汁の寄せ鍋オールスターです。

それが縁起でやっている縁起的醸造法と縁起ブレンドです。

出汁とは生命のアミノ酸が水に溶け込んだ液体です。水の中に多くの生命のアミノ酸が溶けていれば、その水は多くの生命の営みの記憶を伝える記憶媒体となります。

出汁からカツオも昆布も鳥も貝も野菜も全部の味を感じられれば、それは同時に魚も動物も植物も生きている世界があるということです。

日本酒も本来、自然風土、先祖、微生物、その営みを水に溶かして発酵させた(縁起させた)ものでした。

私はそれらを酒から感じてもらいたいのです。

 

tasting

きれい、なめらか、水もとの乳酸、4MMP(パイナップルかマスカット)、白桃か杏仁の香り、高級アルコール(渋み)、硬質な旨味、塩味、強いが飲み方で軽くもなるベースきれいなんだけど、後半グッと来る。かと思ってまた飲むと今度は水もとっぽい。そして果実の香りと酸の余韻が続く。常温では生酛、水もと、山廃がそれぞれ感じられ、燗ではこれらが一体となっていました。ベースがきれいなのでどんどん伸びるでしょう。

 


 

 

[無窮天穏]

山陰吟醸造り×突きハゼ三日麹×無添加 生もと山廃造り 

無窮天穏はこの3つの要素をかけ合わせた天穏の新ブランドです。

・山陰吟醸の清らかさ

・突きハゼ3日麹の奥深い旨味と余韻

・無添加生もとの多様な乳酸菌と酵母と高アルコール耐性

この3点が合わさった酒に無窮天穏の名をつけています。

製造難度が高いこと、生もとで35日、醪で35日以上となるため製造日数は一般的な速醸の2倍ほど。

また粕歩合も50%を超えるため、大量に生産することが難しい状況です。

このように無窮天穏は手間と時間と技術を要する酒造りで、私たちの想いと技術と時間が祈りとなり、無窮天穏に注がれています。

この私たちの酒造りの集大成である無窮天穏が、御神酒に最も近い形なのではないかと考えます。

 

[無窮天穏の味わい]

米、水、人、酵母、乳酸菌、麹

風土、伝統、文化、継承

神、自然、ご先祖様

 日本酒はこれらの生命の痕跡(アミノ酸)を一つの液体に溶け込ませたものです。

これほどまで清らかに生命の痕跡を残すお酒は世界にも類を見ません。

 無窮天穏はこれらの生命の営みを純粋に伝えてくれるお酒です。

出雲の米と水、突きハゼ三日麹、無添加の生もと造りこれらを出雲杜氏の山陰吟醸造りが一つにまとめ上げ完全無濾過で製品化します。

 清らかに舌先を流れる感覚。

口の中で広がる米と麹の香りと旨味、吟味、乳酸味、酵母の酸味、程よい苦味と渋み。

体に浸透していくような穏やかで長い余韻。

 多くの生命の痕跡、アミノ酸が他の生命を感じさせ、孤独ではない安心を感じさせます。

そうなれば穏やかな心と時間が訪れ、酒も料理も、人も音も器も空間も全てが一体となるはずです。

無窮天穏は一瞬の驚きや美味しさではなく、その人の時間と空間に作用し、天のように穏やかな時間を提供することが出来るのではないかと思います。

商品詳細

■原材料 米・米麹
vintage R4

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