無窮天穏 天頂 てっぺん 生酛純米大吟醸原酒 山田錦40 BYR6 720ml

無窮天穏 天頂 てっぺん 生酛純米大吟醸原酒 山田錦40 BYR6 720ml

販売価格: 5,000(税別)

(税込: 5,500)

在庫わずか

商品詳細

杜氏より

この天頂は島根県産山田錦40%で少量仕込みのため、他の製品と違い、洗米、蒸上げまで全て出雲北山山系の仕込水を使っています。出雲北山は古くは出雲御崎山(いずもみさきやま)と呼ばれ、出雲大社裏の禁足地である八雲山、弥山(みせん)、鼻高山などの山がつらなっています。

 出雲御崎山(出雲北山山系)には出雲大社よりも遥かに古い日御碕神社、月読神社、対象不明の御陵、磐座が点在しており、多くの信仰を集めていた様子がうかがいしれます。海洋民に不可欠な腐らない山水の供給地であり、それらの時代の太陽信仰の名残り、そしてその後の穀物国家の神名火山としての機能や祖霊信仰の墓としての性質も持ち合わせる稀有な山としてひっそりとその営みを継続させています。

土地の営みの記憶は水と土と空に溶け、私たちにその含有成分として伝えられるものですから、無窮天穏の最高峰である天頂ではこのような歴史と伝統ある山水を全量仕様という考えで無濾過生水の状態で全量使用しています。

酒作りにおいては、仕込水の比率が高いことで米にミネラルが供給され、麹の成育やもろみでの酵母増殖に影響が与えられます。どちらも育成が進みやすくなりますので、40%でもしっかりとした旨味や酸が出てくることを期待して行いました。

米を蒸すと吸水率は最終的に約140%となりますから、米1000kが吸水する水は約400Lです。この水が仕込水か浄水なのかは割と大きな違いですね。

もちろんこの吸水量に対してミネラル分が比例的に吸収されるかどうかはまた別の話ですが、通常よりも多くのミネラル分が醪に供給されるのは確かでしょう。

そして天頂は0.9%加水した原酒で製品化しています。仕込水を少量加水するのは並行複発酵で枯渇したミネラルを補うためです。それでも人間の口に含むものとして日本酒の成分にはミネラル分が足りないため、言い換えれば塩などのミネラル分を多く含む食材(海産物)や料理と好相性ですね。

日本酒のミネラル総量はワインの約1/10となっています。しかしアミノ酸量は日本酒のほうが5倍以上なので、実は日本酒とワインは互いを埋め合う関係にあり、ワインを飲みながら日本酒を飲み、日本酒を飲みながらワインを飲むと相性が良い事がわかります。

 

ということで天頂は酒としての存在が完成形に近いので、そのまま天頂という名を冠するに相応といえる酒造りをして、成分もその様になっているのではないかと思っています。

 

日本酒の範囲というより酒類全体として、本格的に旨い真実の酒ではないかなと思いました。醸造酒と蒸留酒の両方の性質が共存しているように感じます。こういう矛盾と同一を同時に満たす酒は大好きです。まさしく出雲らしい縁起的日本酒です。

 

 

香:イソアミル、とてもエステリー、芳香、4MMP(マスカット)、米麹の甘い香り、無窮天穏らしい柔らかな香り

味:やわらかく強い、マスカットの吟味、米麹の強い旨味、塩味、ゴク味、渋み、酸、ハードリカーの余韻

 

香りは柔らかくも大吟醸らしい(天穏の中で)。味わいは強く、格と迫力がある。味わうとマスカットの繊細な香り、ミネラル的なテイスト、酵母系の酸と乳酸の強い酸、アルコールの強いフィネスと余韻があってドライな旨さのある蒸留酒的醸造酒。高級アルコール(重渋)や脂肪酸(油粘土)のような重さがなく、軽いのに力強いハイブリッドな本格的な酒で真実の酒だと思った。

 

◎駄文

 

天穏全体に言えることですが、パッと飲んで分かりにくいのでやはり飲み方は重要だと感じます。天頂など高い酒で魅力が伝わらないのはもったいないですね。私の造る酒は車に例えるならアルファードなどのラグジュアリーカーではなく質実剛健なMTのスポーツカーです。人によって活かすことも殺すこともできる酒ですから、性能を発揮する若干の取説が必要です。

 

冷酒では13度前後がおすすめです。冷たさがしっかり感じれながら吟味やアミノ酸由来の香味もわかりやすい温度です。主流の空冷冷蔵庫の5度前後ではアミノ酸主体の酒を捉えるにはちょっと低いので、燗付けのように常温の酒を氷水で13度まで冷やすと簡単です。

 

人間の生活範囲の里山で触れる山水の温度は13度くらいが多いようです。調べたところ富士山系、こちらの方では大山、三瓶山の山水も13度前後で安定しているということでした。

 

 

「天穏(てんおん)」

醸造元の板倉酒造は明治4年の創業。 天穏という酒名は大正5年に当家宗門である日蓮宗本山要法寺管主坂本御前より仏典の無窮天穏という言葉から命名されました。 無窮天穏とは、天が穏やかであれば窮する(困る)ことは無い、世界とその未来が平和であることを願う言葉です。

 

出雲の御神酒

日本酒は自然や神、ご先祖様からの授かりものであるお米に対して、豊穣と感謝の祈りを捧げるために造られるものです。人々の祈りが込められたそのお酒は「御神酒(おみき)」と呼ばれ日本人が自然や神に対して捧げる最上の御供物とされてきました。私たちは御神酒こそが天穏・無窮天穏の目指す姿であると考えます。天穏・無窮天穏は、清らかで優しい穏やかな酒質を追求し、飲む人の心を穏やかにするような御神酒を造りたいと思います。私たち日本人の大切な行事において、その土地の風土と歴史が注がれた出雲の御神酒、天穏をお使いいただければと思います。

酒類販売業免許番号:行橋税務署 行酒第23号
販売業者名:うらの酒店
所在地:福岡県行橋市行事7丁目5-12
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

商品詳細

■原材料 米・米麹
■精米歩合 40
■アルコール度数 16

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