天穏 無窮天穏 生酛純米吟醸 山田錦60 1.8L

天穏 無窮天穏 生酛純米吟醸 山田錦60 1.8L

販売価格: 4,000(税別)

(税込: 4,400)

在庫数 5点
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商品詳細

無窮天穏天穏 天雲より、特に出来が良かったのシングベストタンク。

 

杜氏より。

今期の無窮天穏は1火で佐香錦、改良雄町とリリースし、今回の山田錦の 2 回火入れで最終となります。

佐香錦や改良雄町の瓶貯の吟醸的な印象と変わり、かなり落ち着いたタンク2火の雰囲気が出ています。

とはいえ熟感は少なく綺麗で軽やかなので常温から燗酒向きなお酒だと思います。

タンク熟成の効果を受け流してマイペースに熟成しているようです。

これから山田錦のしっかりした輪郭に沿って綺麗に熟成していく印象。

開栓や常温保管がおすすめです。

しみじみととても素晴らしい酒になります。

綺麗でほのかな吟香、ほろ苦さがあって、奥深い。

何杯も飲んでしまう酒。地味系じわじわ系に分類される俳句的な酒だと思います。

個人的には長崎杜氏や竹内杜氏(扶桑鶴前杜氏)の雰囲気を思い出しました。

先月出荷を見送ってから1か月でまとめてきたので伸びていくと思います。

綺麗なのにこの60%の香味やアミノ酸があってなんとも面白いです。

綺麗な水墨画なのに、書いてる紙が古紙だったり、ささくれ立っているような感じでツボにはまっています。

派手さ無しで、地味な酒ですが良いですね。

よろしくお願いいたします。

香:無窮天穏的な香り、エステリー、米麹の甘い香り、バニラ、シャープ、酸、ほのかな熟成香
味:綺麗、なめらか、おとなしいイソアミルの柔らかな吟香、麹のボディ、乳酸、高級アルコー
ル、軽さ、カラメル、コク、無糖ココアの粉のようなビター感

 



 


 

[無窮天穏]

山陰吟醸造り×突きハゼ三日麹×無添加 生もと山廃造り 

無窮天穏はこの3つの要素をかけ合わせた天穏のブランドです。

・山陰吟醸の清らかさ

・突きハゼ3日麹の奥深い旨味と余韻

・無添加生もとの多様な乳酸菌と酵母と高アルコール耐性

この3点が合わさった酒に無窮天穏の名をつけています。

製造難度が高いこと、生もとで35日、醪で35日以上となるため製造日数は一般的な速醸の2倍ほど。

また粕歩合も50%を超えるため、大量に生産することが難しい状況です。

このように無窮天穏は手間と時間と技術を要する酒造りで、私たちの想いと技術と時間が祈りとなり、無窮天穏に注がれています。

この私たちの酒造りの集大成である無窮天穏が、御神酒に最も近い形なのではないかと考えます。

 

[無窮天穏の味わい]

米、水、人、酵母、乳酸菌、麹

風土、伝統、文化、継承

神、自然、ご先祖様

 日本酒はこれらの生命の痕跡(アミノ酸)を一つの液体に溶け込ませたものです。

これほどまで清らかに生命の痕跡を残すお酒は世界にも類を見ません。

 無窮天穏はこれらの生命の営みを純粋に伝えてくれるお酒です。

出雲の米と水、突きハゼ三日麹、無添加の生もと造りこれらを出雲杜氏の山陰吟醸造りが一つにまとめ上げ完全無濾過で製品化します。

 清らかに舌先を流れる感覚。

口の中で広がる米と麹の香りと旨味、吟味、乳酸味、酵母の酸味、程よい苦味と渋み。

体に浸透していくような穏やかで長い余韻。

 多くの生命の痕跡、アミノ酸が他の生命を感じさせ、孤独ではない安心を感じさせます。

そうなれば穏やかな心と時間が訪れ、酒も料理も、人も音も器も空間も全てが一体となるはずです。

無窮天穏は一瞬の驚きや美味しさではなく、その人の時間と空間に作用し、天のように穏やかな時間を提供することが出来るのではないかと思います。

 

「天穏(てんおん)」

醸造元の板倉酒造は明治4年の創業。 天穏という酒名は大正5年に当家宗門である日蓮宗本山要法寺管主坂本御前より仏典の無窮天穏という言葉から命名されました。 無窮天穏とは、天が穏やかであれば窮する(困る)ことは無い、世界とその未来が平和であることを願う言葉です。

 

出雲の御神酒

日本酒は自然や神、ご先祖様からの授かりものであるお米に対して、豊穣と感謝の祈りを捧げるために造られるものです。人々の祈りが込められたそのお酒は「御神酒(おみき)」と呼ばれ日本人が自然や神に対して捧げる最上の御供物とされてきました。私たちは御神酒こそが天穏・無窮天穏の目指す姿であると考えます。天穏・無窮天穏は、清らかで優しい穏やかな酒質を追求し、飲む人の心を穏やかにするような御神酒を造りたいと思います。私たち日本人の大切な行事において、その土地の風土と歴史が注がれた出雲の御神酒、天穏をお使いいただければと思います。

商品詳細

■原材料 米・米麹
■精米歩合 60

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